日報のデジタル化で建設業が年間数百万円の利益改善になる理由

紙やLINEでの出面・日報は、請求漏れ/転記ミス/原価判断遅延を招きます。デジタル化は単なる効率化ではなく、“利益漏れの止血”です。

-75%
月末処理時間(社内平均)
0件
請求漏れ(運用定着後)
+18%
粗利改善(原価可視化の効果例)

紙・LINE運用が「見づらく・間違いやすい」根本原因

  • フォーマットがバラバラ(非構造化)で読むのに毎回コスト
  • 回収が遅れ、記憶頼みで抜けや誤りが発生
  • Excel転記で人為ミスが不可避
  • 写真・領収書・メモが散在し照合が重い

年間数百万円の改善になる“内訳”

要因改善幅(年)根拠の一例
請求漏れの消失+200〜300万円出面単価(2〜3万円)× 月数件 × 12ヶ月
転記工数の削減+40〜80万円現場/経理の時給換算+差戻しコスト
車両費・高速・駐車場の漏れ防止+20〜60万円領収書紛失・まとめ出しの抑止
原価判断のリアルタイム化+50〜150万円赤字現場の早期発見・是正
現場生産性の向上+30〜100万円帰社前にスマホで完結・手戻りゼロ

合計:年間 340〜690万円(5〜10名規模の一般モデル。規模が大きいほど増加)

デジタル化の効果:見やすく・間違えにくい・すぐ決められる

① 現場で“構造化入力”→読む手間が激減

スマホ日報で項目が統一。誰が見ても同じ並びで、後工程の“読む負担”をほぼゼロに。

② 出面→請求を自動変換→転記ミスが物理的に消滅

システムが橋渡しするため、人手のコピー&ペーストが不要になります。

③ 車両費の自動反映→“散らばる紙”から卒業

写真添付と自動計算で、紛失・二重計上を抑止。

④ 現場別コストの即時表示→意思決定が早い

赤字兆候は「今」見える。手当が1ヶ月早いだけで損失は激減。

導入にあたって最低限ほしい機能

  • スマホ日報(写真・メモ・工種・人数・時間)
  • 出面自動集計と承認
  • 請求書自動作成(配列固定・二重防止)
  • 車両費・高速・駐車場自動反映
  • 証跡ログ(誰が・いつ・どこで・何時間)
  • ダッシュボード(現場別・月次別・人別)

よくある不安と乗り越え方

「現場が使いこなせるか?」

ボタンは大きく、入力は選択中心。説明書いらずのUIにします。

「コスト対効果は?」

請求漏れ1件で回収可能。月次で見るより年次で判断を。

「定着する?」

まずは2現場で小さく。現場の声を反映→横展開が鉄則。

まとめ|“見やすさ”はそのまま“利益”になる

見やすい=間違えにくい=早く決められる。紙・LINE運用の“見づらさ”を残すことは、そのまま利益ロスに直結します。日報のデジタル化は、現場と経理にやさしいだけでなく、確実に利益を守る経営判断です。

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