kintoneとは何か?:業務効率化のための基本的な概要と提案方法

はじめに
本日は、kintoneがそもそも何かをテーマにした内容をお届けします。この動画は、「kintoneを導入したいが、上司がその重要性を理解していない」という状況に悩む方を対象に作成されています。特に、導入検討の際に適切なプレゼン方法を考えることが難しいと感じている方向けの内容です。私が普段行っている上司向けのプレゼン内容をまとめ、上司に分かりやすく説明するためのガイドとして活用いただけます。
今回は、以下の順序で進行します:
- kintoneとは
- アプリとは
- アプリ連携で実現すること
- kintoneの強み
- 失敗しないためのkintone構築方法
これを見れば、業務改善のためのkintone導入がどれほど有効かを理解でき、上司への提案資料としても役立つ内容となっています。
kintoneキントーンとは?
kintoneは業務を効率化するためのクラウド型システムであり、簡単に言えば「業務アプリを自社仕様にカスタマイズできる」プラットフォームです。スマートフォンはさまざまなアプリがインストールでき、それぞれの用途に合わせて使い方をカスタマイズできますよね?kintoneもまったく同じ仕組みです。
kintoneでは、必要な業務アプリを自社用に作り、カスタマイズして活用できます。また、有料のプラグインを追加することで、より高度な機能を組み込むことも可能です。つまり、kintoneは業務効率化のための**「スマートフォンのようなプラットフォーム」**と考えるとイメージしやすいでしょう。
kintoneアプリとは?
kintoneの核となるのが「アプリ」です。アプリは、業務に必要なデータを管理するためのツールであり、ユーザー自身が簡単に作成できます。例えば、有給申請アプリをクラウド上で構築することで、紙やExcelによる申請書管理を効率化することが可能です。
アプリ作成は、次のようなステップで行います:
- アプリ名を設定:「有給管理アプリ」といった名称を入力します。
- フィールドを設定:左側のフィールドをドラッグ&ドロップで設置し、「申請者」「申請理由」「申請区分」などの項目を作成します。
- 外観を調整:申請書のレイアウトをラベルや罫線で整え、使いやすい画面に仕上げます。
これらの操作をわずか数分で完了できるのがkintoneの特徴です。

アプリ連携の利点
kintoneの大きな強みは、複数のアプリ間で情報を連携し、一元管理できることです。具体例として「顧客管理アプリ」を挙げてみましょう。顧客情報や商談履歴、請求書、契約書などを個別のアプリで管理しつつ、それらをすべて顧客管理アプリに紐付けることができます。
活用例:営業活動の履歴管理
営業担当者が商談内容を「活動履歴アプリ」に入力すると、その情報が自動的に顧客管理アプリに反映されます。これにより、管理者は顧客ごとの過去履歴を簡単に閲覧でき、さらなる対応がスムーズになります。また、請求書や契約書の履歴も一元的に管理できるため、チーム全体で情報を共有しやすくなります。
このように、各アプリごとに業務を分解しつつ、情報を一元化することで効率的な運用が可能になります。
kintoneの強み
多くのシステム導入が失敗する理由のひとつは、「現場が使わない」という問題です。kintoneは、現場の使いやすさを重視してカスタマイズができるため、導入後の利用率を高めることができます。
長期的な運用の利便性
kintoneを導入すれば、自社で新しいアプリを作り、業務に合わせて迅速に回収・修正を行うことが可能です。例えば、新規事業が立ち上がった際に即座に専用アプリを作成し、業務をクラウド化することも容易です。この柔軟性こそが、kintoneの大きなメリットと言えるでしょう。
失敗しないための構築方法
どんなに優れたシステムでも、導入初期の設計次第で成功が左右されます。kintone導入を成功させるためには、以下のポイントを押さえることが重要です:
- 現場のニーズに合わせた設計:現場の使いやすさを最優先に考え、実際の業務フローに合った形でアプリを構築します。
- 適切な連携の設計:アプリ同士の情報連携を考慮し、必要なデータを迅速に共有できる仕組みを構築します。
- 継続的な改善:導入後に生じる課題に対して、自社で回収・修正を行える体制を整えます。
これらを実践することで、kintoneの価値を最大限に引き出し、システム導入の失敗を防ぐことができます。
まとめ
kintoneは、業務効率化のための強力なツールであり、クラウド上でのアプリ作成や情報の一元化、柔軟な運用が可能です。その導入を成功させるためには、上司への正確な理解が不可欠です。この動画の内容を参考に、上司に対してkintoneの利便性や価値を伝えてみてください。導入後の運用がスムーズになるよう、適切な設計と現場ニーズへの対応を重視することが大切です。
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